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プロフィール

Author:ドギー本澤
毎日いろんな香水の香りをかいでは、分析したり連想をしたりしています。最近はレビューがメインですが、時にショートストーリーも。

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香水ドラマストーリー

あなたはまだ出会っていないかも知れない。

この世には、「信じられないくらいいい香り」「思わずのけぞるようなすばらしい香り」が存在する。


 


目に見えない香りにこめられた、秘めやかな意味や記号。
それは、ときとして言葉よりも明確に、音よりも鋭敏に、相手のハートにダイレクトに届くメッセージとなる。

「香水のレビュー」では、古今東西の名香を中心に、男女問わずおすすめの香水を自分の目線でレビューしています。
「香り」をモチーフに、日常のささいな心模様、シーンをショートドラマストーリーにして書いています。
評価は、毎週投稿している「@コスメ」の口コミと同じように、☆の数(1~7点)にしています。

☆(1)私には似合わないみたい。おすすめしません。
☆(2)うーん、私にはピンと来なかった。
☆(3)普通。可もなく不可もなく。
☆(4)まずまず。なかなかよくできてます。
☆(5)よかった!自分にぴったり!リピートしたい!
☆(6)おすすめ!最近のHit!他の人にも教えたい!
☆(7)最高っ!超おすすめ!みんなもぜひ使ってみて!

評価は自分の独断と偏見ですのでご了承ください。また☆7は、よほどの作品でない限りつけません。

あなたは 本当に好きな香りに もう出会っていますか? 
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ジョー・マローン ウォーターリリーコロン

香水のレビュー(満点は☆7)
☆☆☆☆★★★(4点)


 ウォーターリリー。スイレン。睡蓮といえば、印象派の画家クロード・モネの「白い睡蓮」を思い浮かべる。光まばゆい庭園の池。水面に広がる円い緑の葉、そこから白やピンクの花々が日の光に向かって咲いている風景。

ジョー・マローンのウォーターリリー・コロンは、2020年春にリリースされたブロッサムコレクションの1本だ。同じく新発売されたユズコロンと、復刻したシルクブロッサム、オスマンサスブロッサム合わせて、現在4本が発売されている。サイズは30mlが9240円。数量限定品のため、無くなり次第終了というアレだ。JMはこの季節限定とか数量限定の売り方がとても上手くて、毎年少しずつボトルのステッカーや印字、キャップの色などを変えながら数量限定リリースをしている。このシリーズも5月くらいには2021バージョンが出るかもしれない。

パステルカラーのつや消し色が上部にかかったグラデーションボトルの2020ブロッサムズ。ではウォーターリリー・コロンは一体どんな香りかというと。

トップ。付けてすぐアルコール臭がツンと吹き抜ける。そこですぐに鼻を近づけると強い土の匂いとグリーン香にKOされて頭がクラッとくることもあるので注意が必要。JMの香水はコロン濃度なので、香りを確かめたいときは付けて20秒ほど待ってから鼻を近づけるといい。でないと鼻をやられて、最初にアルコールと一緒に飛び込んできた香りをその後もきつく感じてしまいがちだ。

最初に感じるのは、青い草っぽさと湿った土の茶色い気配。面白いことに、付ける場所の体温や湿度、肌の感じによって、グリーンが強く出るか土っぽさが強く出るかが、日によってかなり違う。そしてそれらの背後に水の香りがしているというイメージ。最初に土っぽさを感じることが多い人は、やや苦手という印象をもちやすいかもしれない。クレジットにはトップにネロリとあるけれど、いや違うだろう、オレンジの葉プチグレンでは?という気がする。そんなウッディ感あるグリーン。

それでも、トップの土の香りはすぐに消失し、5分もすると香り全体がまるみを帯びてくる。その青い葉の香りの方は穏やかになり、そこにジャスミンとクリーミーなフローラルが出てくる。それはとても穏やかで透き通ったウォータリーな花の香りだ。香り全体がしっとりとした雰囲気になってくる。

とはいえ、よくいう瓜っぽいアクアではない。メロン、キュウリの匂いを思わせるカロンなどの香料を使っているだろうけれど、野菜っぽい風味や塩みは感じられない。全体がややクリーミーなアクアティックという印象になっている。これはうまく香らせるととても印象のよい香りになるだろう。特に、春らしい色の女性用セットアップやワンピース等にはよく似合う、スッキリした穏やかな優しさを感じさせる香りだと思う。

香りの展開は、トップの土っぽさをのぞくとほぼワンノートで、クリーミーなジャスミン&睡蓮の香りにほのかにグリーンを残したまま3~4時間で終息する。ラストにはホワイトムスクの温かみが出るくらいで、ほぼそのままグリーン&フローラル香でドライダウン。

このコロン単体ではもの足りなく感じるかも知れないが、ジョー・マローンのコロンはコンバイニング前提を考えると、青みとウォータリー感をもつアイテムは割と貴重だと思う。香水ピラミッドでは、トップのシトラスとミドルのフローラルの間に位置するのがグリーン。だから、シトラス系に重ねたりフローラル系に重ねたりすることで、どちらにもみずみずしい透明感を足すことができるだろう。そういう意味で、コンバイニングが好きな方は持っていて損はない1本かもしれない。

香り立ちは柔らかく淡い。それでも日によってはケミカルっぽさを強く感じる日もあるから、ウェストや胸元などに軽くプッシュがいいと思う。付け方がうまいと、5分ほどでふんわりジャスミンとクリーミーな睡蓮の香りがしてきて、輝く水面に広がる丸い睡蓮の葉、そこに咲く白い可憐な花の香を思わせる絶妙なコントラストを見せる。

 モネの「白い睡蓮」を思う。彼はこの作品で色を混ぜることなく、細かく色を置いていくことで、隣り合ったそれぞれの色との調和からさまざまな色が感じられるように表現した。だから近くで見ると色が点在しているが、遠くから見るとしっかり全体の印象が作られている。このコロンも同じだ。土の茶色、水の青、葉の緑、そして花の白が、それぞれの色と香りを主張しながら、同時にスッキリと一点に収束している。それは日を浴びて午後に咲く白い睡蓮の香り。

明鏡止水。鏡のような水面に円い葉が浮かんでいる。小さな白い花が午後の光を浴びて、ほのかな香りを水辺の風に漂わせている。それは太陽と水の香り、ウォーターリリー。

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サノマ 4-10

 香水のレビュー(満点は☆7)
☆☆☆☆☆★★(5点)

恋心。罪びとのときめき。涙のインクでしたためた狂おしい思い。彼女はその手紙に封蝋をして、トランクの棺桶にそっと入れる。何通も書いては、それを白百合の花にはさんで。それは決して届かない愛の手紙。片恋の葬送のように。

サノマの4-10は、ブランドを興した渡辺裕太氏がガルシア=マルケスの小説「百年の孤独」の1シーンから着想を得て創った香水だ。同じ男性を好きになった姉妹。男性は養女である姉のレベーカに手紙を送り、2人は相思相愛となる。両親はレベーカとの縁談を進めるが、日に日に妹アマランタの体調が悪くなる。訝しんだ母が彼女のトランクをこじ開けると、男に宛てた出せない手紙の束が、白百合の花と一緒にピンクのリボンで結ばれて涙に濡れていたというエピソードだ。

サノマは、2020年秋にローンチされた新進気鋭の香水ブランド。「日本人の感性とフランスの調香技術」を融合し、日本人のための香水を創るべく生まれた。創始者の渡辺裕太氏は、フランスに渡って語学と香水業界での勉強を経て、自身の夢を叶えた有言実行の人。彼の真摯な人となりや香水にかける熱い情熱は、日々「Yuta Watanabe note」に綴られており、その飾らない人間性と真面目さにはとても清々しい印象を受ける。

そんな渡辺氏が作ったサノマの香水も、透明感があふれ、清々しい香りを放つモダンな香りが揃った。4種類発売された作品は、1-24、2-23、3-17、4-10と数字で作品名を表し、どこかシャネルの初期作品をも彷彿させる。同時に「源氏香の図」を香りイメージに近い物にあてる和の要素も忘れていない。4-10には「乙女」の香の図をあて、恋の高揚感と悲しみにうち震える少女のイメ―ジと重ねている。

渡辺氏は、この4-10を創るにあたり、「バランスを大切にした」と語っている。「箱の中」に詰められた空想の幸せと「箱の外」の現実の残酷さや冷たさ。そのバランス。恋の喜びと悲しみの狭間。常に混沌として揺れ動く心。そういったものが投影された4-10。では、どんな香りなのか?

なで型の美しいボトルからスプレーする。トップ。一瞬のアルコールの拡散。オードトワレなのでその揮発が過ぎてから香りが見えてくる。すぐにナッティーなコクのある香りと草の匂いがしてくる。あえてグリーンと言わない。シャープで青みのある草の匂いだ。そこに塩みのあるまろやかな香りが寄り添っている。しっとりウォータリーな雰囲気だ。草のある場所。そこから水を感じさせるトップ。少女が一人、庭で花を摘んでいる姿が思い浮かぶ。その瞳には、思い人に恋焦がれる恍惚の光と、同じくらいの悲しみの光が宿っている。大きな瞳がうるむ。草の匂い。花の香り。なぜか止まらない涙。

やがて野の草の匂いが遠のいていくと、4-10 はミドルに変わる。ここからがこの香りの真骨頂。ふくよかなタヒチアンティアレの香りと少し陰影をつけたイランイランのデュエットが、エキゾティックな南国風の白い香りを開いてくる。厚く柔らかい花弁の奥に秘めた、ふんわり甘い蜜の香りだ。それは少女が一人、心の扉を開いて愛の言葉を手紙にしたためるようにロマンティックに流れ始める。それでも、愛しい気持ちを綴れば綴るほど、同じ熱量で悲しみにも襲われて涙が滴り落ちる。ソルティ&アクアティックな香りが花の香に寄り添い、どこか真新しい悲しみを表しているかのようにも思える。それでも涙を流すだけ流したあとは、恍惚とした瞬間が訪れる。全てを包み隠すクリーミーなヴェールが下りて、白い花と水色の涙にグラデーションがかかる。摘んできた百合の花が匂いたつ部屋。涙でしたためた手紙の匂い。柱時計の音。セピア色の陶酔。

 エキゾティックな南国の花の香に清冽な水の香り。そこにほんのりパチュリっぽい土のスパイシーが穏やかに混じってくるとラスト。緑の草→青い水→白い花→茶色い土と変化してゆく展開。シングルノートが多い昨今、これだけドラマティックな展開をする香水を創るとは、さすが名調香師ジャン・ミッシェル・デュリエ。そう思う。持続時間は長め。つけてから6~8時間ほど柔らかくたゆたう。甘さと塩み、湿度と乾燥、幸福と悲哀、ここにはあるべき対比が、静かに拮抗しながら同時に存在して、恋に揺れ動く心を表しているかのよう。

だからこの香りは「百年の孤独」の物語そのものだ。虚構と現実、欲望と節制、生者と死者が混在する一族の連環の幻想的神話とも言うべきマジックリアリズムな香り。同じ名を継ぐ男たちは全て欲望におぼれ、女たちは嫉妬の涙を流す。そして何代にも渡って孤独を積み重ねてゆく。百年分の濃い心。

それは、しじゅう(4-10)あなたを思う香り。百年分の恋心。
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ちょうちょ畑でつかまえて ~シャッセ オ パピヨン~


☆☆☆☆☆★★(5点)

「ねえママ、リボンにママの香水つけてー。」
「香水?あ、シャッセ・オ・パピヨン?」
「うん。あの匂い、だーい好き。つけてつけてー!」

ちょっと待ってね。そう言ってドレッサーから香水を取り出す。金色キャップのシャッセオパピヨン。そう言えば、最近つけてなかった。そう思いながらソファーに戻る。

座った瞬間、娘がひざの上にドン!と座ってくる。重っ!!いつの間にこんなに重くなったの?こんなんで来月のバレエの発表会、大丈夫かしら?目の前にはポニーテールをまとめたブルーのリボン。そのリボンにシャッセオパピヨンをスプレーする。娘はパッと立ち上がり、ピルエットでクルクル回り始めた。その瞬間、ふわふわとシャッセオパピヨンのフレッシュフローラルの香りが広がる。ああ、やっぱりいい香りね。リビングに春の日射しが差し込んでいる。その明度が一段階上がったような気がした。

シャッセオパピヨン。1999年発売。調香師はアン・フリッポ。香調はフレッシュフローラルブーケ。持続は5~6時間。表参道の路面店に通いつめていたOL時代に買った香り。

あの頃のラルチザンは、詩的な作品が多くて本当に素敵だった。金メタルのキャップ。色とりどりのラベル。とりわけピンク色のラベルのシャッセオパピヨンは大のお気に入りで、「これぞ自分の香り」とばかりに何本もリピした。夫と初めてデートしたときにもつけていた香り。そして娘が生まれてからもずっとつけてたけど、それでも最近はとんとご無沙汰してた。そりゃま、いろいろご無沙汰な年だし(笑)。40才過ぎて、何となく香りが自分に不釣り合いな気がして。大体いい年して「ちょうちょをつかまえて」って、ちょっと痛い気もする。

それでも。娘はこの香りが大好きだ。シャッセオパピヨンをつけていると「ママのにおい~」っていつも抱きついてクンクンしてた。そしてときどき、こうやってリボンにスプレーしてあげるようになった。

白いリビングに、シャッセオパピヨンのトップの香りがふわふわ漂っている。それは柔らかくて濃厚なチュベローズと、爽やかなグリーンのガルバナムのミックス。緑の庭。そこに白い花の香りだけがそこはかとなく漂っている。その在りかを探して緑の園をさまようイメージ。蝶のようにひらひらと、美味しい花の蜜を求めて。

蝶は緑の葉と木々の間をふわりふわりと漂っていく。庭の奥からオレンジの花の香りもしている。爽やかで心和むしっとりした白い香り。心が癒される。そして森の入口に立つ、見上げるほどの大きな菩提樹。その梢に咲いた黄色いリンデンの花から、ほんのりマスカットのような甘くて冷たいハーバルな香りがしてくる。これらのロマンティックな花々の香りの奥に、本当に強く惹かれる白い花の香がある。それがチュベローズ。きっと森のどこかで夜を待ってひっそり咲く花。そのややプラスティックなファセットも感じる強い香りが、静かに大胆に、緑の園で舞っている。そう、最初はアダージオ、そしてグランアレグロ…!

そのとき、ゴン!アゴに激痛が走る。痛ッ!!踊り疲れた娘が急に胸に飛び込んできて、小さな頭がアゴを直撃した。ボクサーなら一発で沈むやつ。なんて言ったっけ、アッパー?だからやめてって言ってるでしょそれ!!思わず頭を軽くペチンとしようとして、不意に手を止める。

「…ごめんなさい」と上目遣いに見る我が子のつぶらな瞳。ひとしきり踊って汗ばんだ額の匂い。そっか。また急に抱っこしてほしくなったんだね。その瞬間、頬がゆるむ。

「んー、もう!!」

娘をぎゅっと抱きしめる。その小さな身体を腕全体で受け止める。

大っきくなったね。重くなったね。でも、この重さがうれしいよ。
抱きしめた娘の青いリボンから、シャッセオパピヨンの香りがしている。柔らかくて涼しげで、ふんわりしていて春の花を全部花束にしたように。うん。あげるよ。ママの心の花束、全部あなたにあげる。そして私は、娘の小さな耳元に囁く。

「つかまえた。もう放さない!」

娘がじたばた暴れる。本当に心から嬉しそうに。キャッキャ騒いで。


そこは緑も何もない日だまりの白いリビング。それでも私は今日、可愛らしいちょうちょをつかまえた。


End

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フエギア1833 デュナス デ ウン クエルポ

香水のレビュー(満点は☆7)
☆☆☆☆★★★(4点)


 夏の夜。女の息づかい。黒い闇を照らすオレンジの灯り。はぎとられたベール。エキゾティックな瞳。浅黒い肌に鼻を近づける。ウードを焚きしめた狭い部屋の中は、焦げた煙の波が漂っている。彼女の肌は汗ばみ、塩辛い海の味がする。日に灼けたアンバーの匂いとウードの紫煙の中で、灯りに照らされた琥珀色の肉体は砂丘のように稜線を描き、幾度もなめらかに波打ち、その姿を変えてゆく。

フエギア1833から2018年にリリースされた香水、デュナス・デ・ウン・クエルポには、そんな艶めかしい情景が感じられる。ブランド紹介文には、「白い砂浜と砂丘を歩いて過ごした夏の夜を彷彿とさせる香り」というロマンティックな言葉が並んでいるが、要はウードの匂いに抱かれて琥珀色の肌の女性とセンシュアルな時間を過ごしたということだろう。寝そべった女性の美しい体の曲線を「まるで肉体の砂丘だ」と感慨深げに横で眺めている情景、この香水に込められているのはそんなプライヴェートな秘密の時間。

デュナスデウンクエルポは、その香りの強さゆえか、好き嫌いが明確に分かれやすい香水だ。もっと言うと苦手と感じる方が多いタイプの香りだと思う。香水じたいが苦手という方は、このデュナスを嗅ぐと「うわ!」とか「焦げくさい」「お寺の匂い??」と煙たく感じる方が多いようだ。では、どんな香りなのか?

デュナスデウンクエルポをプッシュする。その瞬間いつも思うのは「これはマジに半プッシュでいい」ということ。プッシュした瞬間、焦げ茶色のジュースからそのままの印象の煙たい香りがぶわーっと広がってくる。ぶわーっとくるから「うわっ!」となる。香水慣れしていない人、特に「ウードって何?」系な方は、一発でKOされてのけぞるかもしれない。

つけて最初に広がってくるのは、とても煙たくスパイシーな香りだ。一瞬感じる「お寺感」がハンパない。焦げた木と香木を焚いた煙の匂い、そこに一気に中東のスパイスマーケットの匂いがかぶさってくる。一番感じるのはクローブの甘辛いしびれる香り、シナモンの辛み、乳香のバルサミックな清涼感あたりだ。これらが一気に迫るーショッカーなので(←古い)、好きな人は深く吸って悶絶するし、苦手な人は手で匂いを払おうとする。最初に言っておくとそういう「お寺系」「お香を焚いた煙が好き系」な方向けの香りということだ。

つけて10分くらい、この焦げ焦げスモーキーと中東スパイスミックスの荘厳な民族音楽の調べを聴くことになる。超焦げ感満載。スパイスは仁丹(懐かしい)や正露丸をまとめて10粒くらい口の中に放り込んだ感じの匂い。

このトップのミドルイースト寺院系な香りは、次第に和らいでいく。真っ暗な部屋に焚きしめられたウードっぽい香りは、酸味と苦味と強い煙っぽさを全開にしたあと、ゆっくりと粒子になって降り注いで落ちてゆく。

つけて20分くらいすると、サンダルウッドの香ばしく乾いた香りがメインとなる。このあたりから焦げ臭さは消失していき、とても崇高で温かみのある木の香りが強くなってくる。それは覆い布をさらりと脱いだ褐色の肌を思わせる。なめらかで光沢のある肌が温かみを増して、琥珀色の光に金色のエッジを美しく揺らす。

そして、このスパイシーな残香を伴ったスモーキーなサンダルウッドがいつまでも続く。8~10時間。場合によってはそれ以上。フエギアの香水は、1つの作品に用いる香料数は少ないものの、賦香率がとても高く長時間香りが続く作品が多い。このデュナスに関してはそれが顕著だ。衣服についたデュナスの香りが、何日たってもずっとそのまま残って香っているということもあって驚いた。

価格は30mlが18700円。100mlもプーラもあるけれど、ウード系香水を浴びるように使う中東の方でなければ、小さいサイズで十分ではないかと思う。自分がこの香りを好きでも、周囲にスモーキーウッディな香りを強く拡散させてしまうタイプなので、使い方や付け方にはかなりコツがいる上級者向きの香水だろう。付けてから5~6時間ほどした頃の、えも言われぬすばらしいサンダルウッドがほのかに香り続けるラストが秀逸。まるで夜の砂丘での秘め事を回想するかのように、穏やかに金色に香り続ける。

 白いシーツの海。目を閉じると、彼女が白い砂の上を歩く姿が思い浮かぶ。強い風、まばゆい日差し。夏の熱い砂の上、海から吹きつける潮の香り、風になびく髪。白いドレスに着替えて自由を手にした女の軽やかな足取り。夜の砂丘で泳ぎ疲れた二人は、いつしか眠りに落ち、一炊の夢にしばしまどろむ。

夢うつつの中、腕の中に眠る女の肌の香りが、温かく香ばしいサンダルウッドに変わったことに気付く。

遠く波の音が響いている。もう夜明けが近いのだ。
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